ジャニヲタです!
ちょっぴりエッチな妄想ラブストーリーを連載中♪
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ジャニーズ大奥〜「死別。そして亀ちゃんとの再会」
構想から1年半。

ジャニーズ大奥を妄想ラブストーリーで実現させます。

亀ちゃん VS ヤマピー。

血で血を洗う権力争い。

“私”を巡り、ふたりが火花を散らしながら闘ってくれます。



物語は、前回の続きから始まります。

これまでのお話はコチラを。



ファンの願望をリアルに描いた夢物語。

王子様たちに想われて、幸せになりましょう!








亀「まさか、こんなことになるなんて」

私「急なことで驚いたでしょ」

亀「大丈夫?」

私「うん。ありがとう」

亀「きのう聞いたんだ。葬式にも出られなくて悪かったね」

私「いいの。来てくれて嬉しい」

亀「6年ぶりか」

私「そうだよね、お城で別れたきりだったから」

亀「なんて言ったらいいのか」

私「テゴシらしいよね、サッカーのゴールポストに激突して即死なんて」

亀「苦しまなかったのがせめてもの救いだな」

私「好きなことやっててコロッと逝けたんだもの」

亀「テゴシくんらしいっていうか」

私「マヌケだよね」

亀「お子さんには?」

私「ふたりともまだよくわかってないみたい」

亀「小さいからな」

私「5歳と4歳じゃ、人の死なんて理解できないよね」



亀「これから、どうすんの?」

私「うーん。まだ決めてない」

亀「この家は?」

私「出なくちゃ。会社の借り上げ住宅だから」

亀「社宅なのか」

私「勤めていた本人が亡くなったのに、いつまでもいられないし」

亀「財産とかは」

私「あはは。ないよ。ギリギリで生きてきたんだもん」

亀「リアルな話だな」

私「リアルフェイスでしょ(笑)」

亀「ギリギリでいーつも生きていたいから〜♪」

私「ギリギリでは生きていたくなかったんだけど」

亀「安月給なんじゃしょうがないよな」

私「私の独身時代の貯金が少しはあるから」

亀「あいつは貯金なんかしてなさそうだしな」

私「宵越しの銭は持たないタイプなの」

亀「ろくなことに使わなさそう」

私「ろくなことに使わないから、まとまったお金を渡さなかったの」

亀「渡したくても渡せないよな、ギリギリの生活なんじゃ」

私「仕事探して、子どもたちとどこかで暮らすよ」



亀「ご両親は?」

私「親はふたりとも亡くなったから、実家には戻れないし」

亀「そうなのか」

私「なんとかなると思う」

亀「あいつには連絡したの?」

私「あいつ?」

亀「ヤマピー」

私「ううん」

亀「じゃ、テゴシが死んだことも知らないのか」

私「そうね、きっと知らないと思う」

亀「NEWSは解散したし、事務所も倒産したしな」

私「元ジャニーズで芸能活動続けてるのも、ヤマピーと亀ちゃんと亮ちゃんぐらいかな」

亀「エイトのメンバーは、お笑いでやってるヤツもいるけど」

私「すごくおもしろかったわけじゃないから、泣かず飛ばずの芸人さんだよね」

亀「ジャニーズの看板がなくなると、難しいんだよな」

私「そうだよね」



亀「オレ、独立して事務所作ったんだよ」

私「そうなんだ」

亀「これから忙しくなる」

私「社長だもんね」

亀「パソコン、できる?」

私「え?」

亀「ワープロとか、表計算とかさ」

私「できるよ」

亀「何ができるの?」

私「なんでも」

亀「なんでも?」

私「うん。ワード、エクセル、インターネット、画像処理もろもろ」

亀「パソコン全般?」

私「そうね、解説書があれば、なんだってできるよ」

亀「採用」

私「は?」

亀「うちで雇うよ」

私「はい?」

亀「オレの仕事を手伝ってほしい」

私「でも」

亀「パソコン、家事全般クリア。それに敬語も使えるから人前に出しても大丈夫だ」

私「敬語が使えるって(笑)」

亀「使えないやつも多いからさ(笑)」

私「あははは」

亀「豪邸建てたから、住むところも心配ない」

私「豪邸建てたの?」

亀「地元じゃ亀御殿て呼ばれてる」

私「龍宮城みたい(笑)」

亀「オレの背中に乗せて連れて行くよ」

私「夢みたい」

亀「背中に乗りたかったのか」

私「抱っこ、好きだから(///▽///)」

亀「おんぶも好きなんだ」



私「変態だと思う?」

亀「変態がいるからオレらがいる」

私「需要と供給だよね」

亀「ファンのニーズに応えてきた」

私「変態チックな要望に」

亀「普通のやつがやらないことを」

私「おいらんとかポンパドールとかリボンフライングとか」

亀「女装だっていとわない」

私「そこがヤマピーとの違いだよね」

亀「あいつがやりたくないならオレがやる」

私「すき間ビジネスだね」

亀「そこにビジネスチャンスがあるんだ」

私「単なるアイドルで終わらない」

亀「オンリーワン」

私「誰もやらないならオンリーワンでナンバーワンだよね」

亀「1番になりたい」

私「そこはヤマピーと同じだね」

亀「オレを助けとくといいことあるよ」

私「鯛やヒラメの舞い踊りが見られるの?」

亀「田口と上田に電話しとくよ」

私「舞うのは元カトゥーンのメンバーなんだ」

亀「楽しみだろ」

私「帰りたくなくなりそう」

亀「ずっといてもいいよ」

私「住んでもいい?」

亀「おばあさんになるまでいていいよ」

私「玉手箱開けても安心だね」

亀「歳とったからって、山に捨てたりしない」

私「姥捨て山?」

亀「オレに関わった女性は、最後まで面倒みる」

私「責任感、強いんだね」

亀「ひとりでも多くのファンが欲しい」

私「寿命のある限り」

亀「オレに投票してもらう」

私「人気投票に」

亀「選挙権だよ(笑)」

私「有効票は、基本的にひとり1通だもんね」

亀「それぐらいでないと、ベストジーニストは勝ち取れないんだ」

私「勝ち取ってきた人が言うと、説得力あるね」

亀「女性の力は絶大だ」

私「ひとりで何通もハガキ出す人もいるし」

亀「名義が違えば問題ない」

私「家族の名前で投票したり」

亀「ケータイとパソコンの両方から投票したり」

私「名義ビジネスだね」

亀「金を渡した覚えも、投票を強制した覚えもないって(笑)」

私「あくまでも、ファンが自発的にやってることなんだよね」

亀「すべて貴重な1票だ」

私「だから年齢制限を設けないんだ」

亀「スターだから」

私「そうやってのし上がってきたんだね」

亀「ハリウッドスターのヤマピーと渡り合えるぐらいの」

私「成り上がり」

亀「貪欲に成り上がってきたよ(笑)」

私「修二らしいね(笑)」



亀「その名前で呼ばれると、初心に帰れる」

私「修二と彰は、ファンの間では伝説のユニットだからね」

亀「オレとヤマピーで、女性の人気を2分してた」

私「ヤマピーは6:4だって言ってたよ」

亀「7:3だろ」

私「どっちが7?」

亀「オレにきまってんじゃん」

私「2分じゃないじゃん汗

亀「正確に調査したわけじゃないから」

私「主観、というか自信に基づく統計結果だね汗汗汗

亀「オレの人気で持ってたようなもんだ」

私「相変わらず自信満々なんだね」

亀「自信がある」

私「頼もしい汗汗汗汗汗



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ジャニーズ大奥〜「すべての女はオレのもの」
亀「ようこそ。亀御殿へ」

私「お世話になります」

亀「子どもたちは?」

私「先に部屋に行かせたの」

亀「3人なら広さも十分だろ」

私「3LDKなんて」

亀「足りなければ、もう一部屋用意するよ」

私「今までは4人で2DKのアパートに住んでたし」

亀「テゴシの甲斐性じゃな」

私「いつもひとつところに固まってたから、2間もいらなかった」

亀「貧乏だから寄り添って生きてきたのか」

私「光熱費も節約できるしね」

亀「一部屋しか冷房入れないんだ」

私「あはは。クーラーなんてないよ」

亀「貧乏だからクーラーも買えないのか」

私「近くに図書館もあるし」

亀「図書館まで涼みに行ってたのか」

私「本も読める」

亀「クーラーもないような生活じゃ、本なんか買えないよな」

私「テレビ誌とアイドル雑誌は買ってた」

亀「それは図書館には置いてないんだ」

私「ヤマピーが載ってるから」

亀「まだファンなのか」

私「P担だからね」

亀「あいかわらずヤマピーの担当なんだな」

私「心の恋人だもん」

亀「テゴシは一体なんだったんだ」

私「旦那」

亀「ヤマピーの代わりにはならなかったか」

私「なれるわけないじゃん(笑)」

亀「文末の(笑)マークが悲しいな」

私「もともと期待してないよ」

亀「まったく期待されないのもせつないな」



私「もう男の人はいいや」

亀「もうジャニーズはいいか」

私「事務所も倒産したしね」

亀「ジャニーズと3人もつきあったもんな」

私「それってさ、すごいことだよね」

亀「今ごろ気づいたの?」

私「うん」

亀「幸せは、失ってから気づくっていうもんな」

私「夢みたいだよね」

亀「普通は叶わないよ、その夢」



私「仕事、何すればいいの?」

亀「やることはいろいろあるけど」

私「パソコン、家事全般お請けいたします」

亀「新雑誌を創刊する」

私「雑誌?」

亀「うん」

私「どんなジャンルの?」

亀「伝記だ」

私「伝記って、偉人の話だよね」

亀「オレの伝説を残す」

私「亀ちゃんの伝記なんだ。。。」

亀「偉大なる男の記録だよ」

私「自慢誌?」

亀「自分誌だろ」

私「普通、単行本1冊にまとめるんじゃないの?」

亀「月刊で出す」

私「毎月1冊出すんだね」

亀「何冊になるかわからない」

私「偉大だから」

亀「『月刊亀』」

私「雑誌の名前も、そのまんまなんだね」

亀「月刊カトゥーンじゃないぜ」

私「カトゥーンも解散しちゃったしね」

亀「主な内容はオレのPRだ」

私「自慢誌だもんね汗

亀「ジャニーズのファンなら原稿も書けるだろ」

私「私が書くんだ」

亀「伝説にするんだからな」

私「これまでの記録も含めて」

亀「東京ドーム10日間公演」

私「それは、ひとりで作った記録じゃないんじゃあ」

亀「『青春ミ・アミーゴ』ミリオンセラー」

私「それはヤマピーとふたりで組んだユニットなんじゃあ」

亀「腰振りギネス更新」

私「何時間も振り続けて」

亀「去年『25時間テレビ』でフラフープに挑戦したんだ」

私「マラソンより疲れるかも」

亀「オレのスゴさを世に広めたい」

私「そんな雑誌を創刊しただけで十分スゴイよ」

亀「すべての記事を、オレの話題で埋め尽くす」

私「ほかの人はいらないんだ」

亀「それがファンのニーズだ」

私「そのとおりだよ」

亀「写真もたくさん載せる」

私「月刊の写真集だね」

亀「オレのファンが喜ぶ」

私「儲けなんか出なくたっていいんだね」

亀「それで収益をあげるわけじゃない」

私「あくまでもファンサービスで」

亀「顧客の発掘が目的だ」

私「オレの広報誌なんだもんね」



亀「イヤなヤツだと思う?」

私「変わってなくて安心した」

亀「もう昔のオレじゃない」

私「人って簡単には変わらないんだね」

亀「創刊号には、オレとつきあった女性の声を載せる」

私「何人?」

亀「1,000人」

私「千人斬り?」

亀「全員は載せられないからな」

私「もっといるんだ。。。」

亀「そのための月刊だ」

私「毎月載せるつもりなの?」

亀「自分でスゴイスゴイ言ったら自慢だと思われるだろ?」

私「だから人にスゴイスゴイ言わせるんだ」

亀「オレのテクでスゴイと言わなかった女性はいない」

私「そんなことまで」

亀「知ってるだろ」

私「……知ってます(ーー゛)」

亀「オレはスゴイ」

私「自負してるんだね」

亀「女性たちがスゴイスゴイ言ってくれれば」

私「クチコミ?」

亀「みんながこの雑誌に載りたいと思うようになる」

私「私も亀ハメ波を体験しました?」

亀「売れるぞ」

私「雑誌が」

亀「オレがだよ(笑)」

私「亀ハメ波の亀」

亀「取材はキツイと思うけど」

私「現場を取材しなきゃいけないの?」

亀「担当じゃないから耐えられるだろ」

私「担当じゃなくてもキツイよ」

亀「オレのファンにはできない」

私「ファンに見せたら大変だよ」

亀「仁は見せてたけどな」

私「雑誌で」

亀「たいしたワザもなさそうなのに」

私「普通はないよ汗汗汗

亀「オレにはある」

私「必殺技が」

亀「知ってるだろ」

私「……知ってます(ーー゛)」

亀「世界の女はオレのもの」

私「ハーレムだね」

亀「手に入れた女の数は、力の証だ」

私「権力を示したいんだ汗汗汗汗汗



亀「亀御殿は、さらに大きくなる」

私「家にとどまらず、王国を作るんだね」

亀「亀王国」

私「壮大な計画だね」

亀「男はオレひとりでいい」

私「亀大奥だね」

亀「オレを頂点に、女たちが安心して暮らせる町を作るよ」

私「私たちのために?」

亀「気分いいから」

私「自分のためなんだね汗汗汗汗汗



亀「オレは天下を取る」

私「気分いいから」

亀「一緒に闘おう」

私「誰と闘うの?」

亀「敵はハリウッドにあり」

私「もしかして」

亀「ライバルだからな」

私「ヤマピーを倒すつもりなの?」

亀「両雄並び立たず」

私「英雄は1人でいいんだ」

亀「めざわりだ」

私「邪魔くさいんだね汗

亀「いつまでもオレの後ろをウロウロされたら迷惑だ」

私「後ろなんだ汗汗汗

亀「ランキングでは、常にオレのほうが上をいってる」

私「ファンの投票意識が高いから」

亀「数字は事実を示す」

私「ヤマピーのファンは投票しないという事実を」

亀「みんながオレに抱かれたいと思ってる」

私「みんなってことはないんじゃないかな汗汗汗汗汗

亀「思ってたって言えないよな(笑)」

私「思ってない人もいるかも」

亀「堂々と言える世の中にしてやる」

私「マニフェスト?」

亀「女性に優しい社会にするんだ」

私「亀ちゃんを頂点に」

亀「単なるアイドルで終わらない」

私「そのうち出馬するかもね」

亀「亀党の発足はまだ先になる」

私「頭にはあるんだ」

亀「オレの時代が来る」

私「風雲児だよね」

亀「キムタクなんかメじゃない」

私「お世話になってるんじゃなかったの?」

亀「すべての女はオレのもの」

私「怖いっ汗汗汗汗汗



亀「亀王国の誕生だ」



続く



(この話はフィクションでございます)



ついに、いや早くも明らかになった亀ちゃんの野望。
わかりやすくて怖いっ(^_^;)
まだまだ続きます!

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ジャニーズ大奥〜「奴隷」
亀「創刊の準備はあすからでいいから」

私「うん」

亀「着替えたら、部屋に来て」

私「誰の?」

亀「オレにきまってるでしょ(笑)」

私「どうして?」

亀「ボスと寝るのも仕事のうちだ」

私「え」

亀「わかってて来たんだろ」

私「……」

亀「歓迎の儀式だよ」

私「儀式?」

亀「名実共に、オレのものになるんだから」

私「オレのもの?」

亀「王国を作る」

私「亀王国を」

亀「男はオレしかいないんだ」

私「そういうことなら、誰かほかのコを」

亀「まだ人がいないんだ」

私「これから人を集めるんだ」

亀「ここには女性は君しかいない」

私「私じゃあ」

亀「言ったろ? オレはどれだけ年上でも女性はみんな可愛く見えるって」

私「……」

亀「それに、若い女ばかりじゃ疲れる」

私「千人斬りの人が」

亀「期待が大きくて」

私「期待に応えるのに疲れるんだ」

亀「顔がいいから」

私「人よりよけいに期待されちゃうんだね」

亀「テクもありそうに見えるらしい」

私「わかる。なんとなく」

亀「半分仕事みたいなもんだ」

私「ファンの開拓も兼ねて」

亀「真の意味では楽しめない」

私「千人斬っても」

亀「もう人数なんかわからない」

私「営業だから」

亀「求められることに応えてきた」

私「向こうから求めてくるんだね汗

亀「オレは女性を拒絶したりしない」

私「気持ちを受け止めてくれてるんだよね」

亀「1日11公演やったことを思えばラクなもんだ」

私「ジャニーズの舞台で叩き上げられた人は、根性が違うよね汗汗汗



亀「ひどい男だと思う?」

私「……ううん」

亀「わかってくれてよかった」

私「私も、すがっちゃったもん」

亀「女性のそばで安らぎたい日もあるんだよ」

私「……」

亀「何も考えずに」

私「……」

亀「旦那を亡くしたばかりの未亡人に、不謹慎かな」

私「まだ亡くなって日も浅いし」

亀「そんな気になれない?」

私「忘れられない」

亀「ヤマピーが?」

私「え」

亀「好きなのはヤマピーなんだろ」

私「……」

亀「ずっと忘れられなかった」

私「……」

亀「違うの?」

私「担当だもん」

亀「オレをヤマピーだと思えばいいじゃん」

私「思えないよ」

亀「そう思ってテゴシと暮らしてきたんだろ」

私「違うよ」



亀「女ってドライだよな」

亀「ほかの男を想いながら」

亀「現実を生きられるんだから」



私「ポロリ

亀「泣くんならオレの胸で泣けば?」

私「ポロリ



亀「気にすることないさ」

亀「そういう女のほうがいいんだ」

亀「頭と心を切り離して、現実的に考えられるほうが」

亀「夢なら寝てみればいいんだから」

亀「テゴシのことなんか、すぐに忘れるよ」



私「うっうっポロリ

亀「たいして好きでもなかったんだろ」

私「ひどいポロリ

亀「あんなガキよりオレのほうがいいにきまってる」

私「やめて」

亀「はっきり言って、ヤマピーよりもオレのほうがうまいと思うよ」

私「なんでそんなことがわかるのよ」

亀「あいつ見当違いなことばっかやってそう」

私「ヤマピーはいつでもがんばってるよ」

亀「メリーゴーランド100回とか200回とかか」

私「喜ばせようと思ってやってくれてるんだよ」

亀「オレならもっと喜ばせてやれる」

私「的を得てるから?」

亀「女性の気持ちがわかるから」

私「千人斬りなら知り尽くしてるよね」

亀「知らない仲じゃないんだし」

私「……」

亀「一度は心を許してくれたじゃん」

私「……」



亀「無理することない」

亀「テゴシが死んでさみしいだろ」

亀「ここはオレの王国だ」

亀「誰も非難したりしない」

亀「むしろ不自然だよ」

亀「成熟した女性が、死んだ男に縛られるのは」

亀「オレはあいつらとは違う」

亀「自分がしたいことを女性にするんじゃない」

亀「相手がしてほしいことをしてるんだ」

亀「福利厚生の一環だと思えばいいよ」

亀「満足させる」

亀「オレの腕の中で溺れちまえ」

亀「ガキの相手なんか、バカらしくてやってられないだろ」

亀「自分本位のプレイじゃ、楽しくないもんな」



続く



(この話はフィクションでございます)



お待たせいたしました。
次回、あの方にご登場いただきます!


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ジャニーズ大奥〜「ヤマピー、亀御殿に来る」
私「……」



亀「きょうは、疲れてるだろうから」

亀「慣れてからでいいよ」

亀「子どものそばで、ゆっくり眠りな」

亀「手篭めにしたりはしない」

亀「安心して暮らせるようにする」

亀「オレの王国で」

亀「おやすみ」



私「……おやすみなさい」



その夜は、子どもと3人で1つのベットに眠った。

びっくりしたな。

亀ちゃんの家で働くということを、住み込みの家政婦兼事務員ぐらいにしか考えていなかった。

私が同居したところで、何もあるはずがない。

そう思ってたから。



慣れない家で、こんなことがあって。

今夜は眠れないかもしれない。

そんなことを考えていたら、いつの間にか眠っていて。

亀ちゃんのところは、思っていた以上に、居心地のいい場所だったようだ。






亀「おはよう」

私「おはようございます」

亀「よく眠れた?」

私「うん」

亀「きょうから一緒に働くんだ」

私「部下だもんね」

亀「仲よくやっていこう」

私「はい」

亀「きょうの午後さ、お客さんが来るから」

私「じゃあ、お茶持ってくね」

亀「ペットボトルでいいよ」

私「応接室に緑茶用意しとく」

亀「話が終わったら声かけるから、お送りしてくれる?」

私「車の手配は?」

亀「車は呼ばなくていいよ」

私「ウイ、ボス」

亀「亀ちゃんて呼ぶんだろ(笑)」

私「仕事中は、ボスって呼ぼうかなって」

亀「旦那様」

私「は?」

亀「かしこまりました、旦那様」

私「そう言ってほしいの?」

亀「仕事中だから」

私「意外」

亀「へ?」

私「そういう趣味があったなんて」

亀「ジョークだよ(笑)」



私「お客様が見えるんなら、スーツ着たほうがいいよね」

亀「メイド服でもいいけど」

私「黒と白の組み合わせ、好きなんだもんね」

亀「よく知ってんね」

私「雑誌で読んだの」

亀「オレのページもチェックしてくれてんだ」

私「白のツーピースでいいかな」

亀「クローゼットに入ってたろ」

私「うん」

亀「アクセサリーは、そうだな」

私「スーツのボタンが銀だから、シルバーのやつにしようかな」

亀「プラチナにして」

私「ネックレスを?」

亀「指輪もイヤリングも全部。服に合いそうなのを揃えといた」

私「かしこまりました」

亀「安っぽいアクセサリーじゃ、シャネルのスーツが泣く」

私「シャネルだったんだ」

亀「爪もきちんとしてきてね」

私「ネイルサロン、予約してくる」

亀「いいコだな」

私「業務命令でしょ」

亀「オレの命令に忠実だと、オラオラしたくなっちまう」

私「変なの」

亀「オラオラは嫌いだった?」

私「悪いコだなって言ってくれなきゃ(笑)」

亀「そういうのが好きだったのか」

私「ずっといいコで生きてきたんだもん」

亀「悪いコになりたかったんだ」

私「担当も好青年だし」

亀「ヤマピーがいいコなんじゃ、ファンの自分もいいコでいなきゃな」

私「亀ちゃんといると、ラク」

亀「悪いコでいいから(笑)」

私「担当じゃないからね」

亀「担当じゃないから気がラクなんだ」

私「そうかも」」

亀「じゃ、後で呼ぶよ」

私「かしこまりました」






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ジャニーズ大奥〜「ヤマピーのもとへは戻れない」
山「どういうこと?」

私「……」

山「なんでここにいるの?」

私「……働いてるの」

山「亀の家で?」

私「事務所で」

山「何も亀の家で家政婦なんかしなくても」

私「家政婦じゃないよ」

山「なら愛人かよ」

私「そんなわけないじゃん」

山「秘書が一緒に風呂入んの?」

私「広い家だけど、お風呂は1つだから共用なの」

山「ここに住んでるってこと?」

私「住むところ、用意してくれたの」

山「なんでオレに黙ってんの? テゴシが死んだこと」

私「もう関係ないから」

山「関係ないことはないだろ」

私「よけいな心配、かけられないし」

山「かけろよ」

私「この間あんなにドラマチックに再会して別れたばかりで」

山「きれいに終わったからバツが悪いのか」

私「今さら」

山「オレとの関係を蒸し返すわけにいかない?」

私「テゴシが亡くなったからヤマピーに逢いに行くなんて、むしがよすぎる」



山「女と子どもを残して死ぬなんて」

私「自殺したわけじゃないよ」

山「寿命かよ」

私「運命だったんだと思う」

山「ついでみたいに一緒になったと思ったら、コロッと先立たれて」

私「短い結婚生活だったけど、楽しかったよ」

山「なんでオレに頼らないんだよ」

私「……」

山「困ったからここにいるんだろ」

私「事情を知って、亀ちゃんが雇ってくれたの」

山「金に困ったら、オレとのことを本にして出せって言っただろ」

私「ちゃんとお給料もらえるし」

山「本の印税より、定期収入のほうがよかったのか」

私「そうね」

山「出版不況だからな」

私「もしかしたら売れるかもしれないけど」

山「売れるにきまってんだろ。暴露する相手はスーパースターだ」

私「多少売れたところで、初版か2刷止まりじゃ」

山「たいした金にはならないと思ったんだ」

私「そうだよ」

山「だから亀のもとに身を寄せたのか」

私「福利厚生も充実してるし、残業手当だって出してもらえるの」

山「金のために」

私「そんなはした金のために、ヤマピーとの想い出を売れない」

山「本の印税は、はした金なんだ」

私「売るために、おもしろおかしく脚色されるかもしれないし」

山「バナナで練習が本物になってたりか」

私「2、3ヵ月しか暮らせない印税生活より、ちゃんとした仕事について毎月お給料もらったほうがいい」

山「亀の身のまわりの世話をするのが、ちゃんとした仕事なのかよ」

私「クリエイティブなことばかりが仕事じゃないよ」

山「風呂沸かしたり、生活用品を買いに行ったり」

私「プライベートとの区切りをつけにくい形態なんだよ」

山「若い男とひとつ屋根の下に住んでるなんて」

私「住み込みだもん」



山「帰ろう」

私「え」

山「一緒に帰ろう」

私「どこに?」

山「オレんち」

私「オレんちって」

山「今オレが住んでる家」

私「もしかして、三世代同居の」

山「じいちゃんとばあちゃんも一緒だけど」

私「お母さんと妹ちゃんもだよね」

山「大人数だから、3人ぐらい増えても違和感ないだろ」

私「3人て、私と子ども2人がそこに居候するってこと?」

山「オレの部屋に寝泊りすればいいし」

私「そんなことできるわけないじゃない」

山「オレも家買うわ」

私「どこに?」

山「ハワイ」

私「ハワイに住むの、夢だったんだもんね」

山「亀が豪邸建てたんなら、オレも建てる」

私「そんなことで張りあわなくても」

山「それなら一緒に住めるじゃん」

私「無理にきまってるじゃない」

山「ハワイは南の島だ」

私「開放的な気分になれればいいってもんじゃないよ」

山「日本でもない」

私「自由の国ならいいの?」

山「子どもも一緒に連れてくればいい」

私「行けるわけないじゃない、ヤマピーのところになんて」

山「亀のところには行けるのに、オレのところには来れないのか?」

私「そうだよ」

山「冗談じゃないっ」

私「もう決めたの」



山「こんなところに置いておけない」

私「よくしてもらってるよ」

山「ふざけやがって」

私「悔しいから?」

山「は?」

私「自分のもの、取られて」

山「……違うよ」



私「全然、変わらないんだね」

私「すぐに亀ちゃんと張りあって」

私「あの頃と同じだね」

私「ヤマピーのプライドのために」

私「仕事を失うわけにはいかないよ」

私「子ども、育てていかなきゃいけないんだもん」



山「仕事なんかしなくていい」

私「そんなわけにはいかないの」

山「オレのそばにいれば、金の心配なんかいらない」

私「もうヤマピーのそばにはいられないでしょ」

山「なんで?」

私「なんでって」

山「テゴシは死んだんだ」

私「だから私が働いて」

山「オレのところに戻ればいい」

私「もう別れたでしょ」

山「オレは別れた覚えなんかない」

私「結婚して」

山「おまえが結婚しただけだろ」

私「それを別れたって言うんでしょ」

山「オレは子どもの時から芸能界にいたから、世間一般の常識なんかわからない」

私「芸能界も一般社会も結婚は同じだよ」

山「テゴシが死んで、結婚も終わったんだろ」

私「死別はわかるんだね」

山「オレとは終わってない」

私「私はヤマピーを裏切ったんだよ」

山「裏切ってなんかない」

私「ヤマピーを信じきれなくて」

山「悪いのは、ほっといたオレだ」

私「浮気したのよ」

山「さみしい思いさせた」

私「さみしいからって」

山「それがわかってて連絡しなかったんだ」

私「自分で言ったんだもん、メールも電話もいらないって」

山「ごめんな」

私「なんで謝るの?」

山「好青年の役ばっかやってるから」

私「いい人の台詞が自然に口から出ちゃうんだね」

山「不自然だよな」

私「ヤマピーが言うと、全然不自然に感じないよ」

山「オレのせいで、つらい思いさせて」

私「ポロリ



山「これからは、オレが幸せにする」

山「子どものことも、全部オレが引き受ける」

山「もともと、そうなるはずだったんだ」

山「オレとおまえが一緒になるのが自然な展開なんだよ」

山「罪滅ぼしさせてよ」

山「でなきゃ、オレの気がすまない」



私「ポロリ



山「おまえがこのうちにいるのは許せない」

山「オレのなのに」

山「亀から取り返したい」

山「全部オレのわがままだ」

山「だから、何も気にせずに戻ってこい」

山「それなら、いいんだろ」



私「ポロリ



続く



(この話はフィクションでございます)



ヤマピー変わってない。。。
まだ終わってなかったんだね。
彼の中では。


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ジャニーズ大奥〜「渡さない」
亀「それぐらいにしてもらおうか」

私「あ……」

亀「盛り上がってるところ、悪いんだけどさ」

山「こいつは、連れて帰るから」

亀「困るんだけど、勝手なことされちゃ」

山「勝手なことしたのはおまえだろ」

亀「おまえに相談する筋合いはねーよ」

山「オレの女だ」

亀「だったの間違いだろ」

山「オレのものに変わりはない」

亀「女性をモノ扱いすんなよ」

山「返してもらう」

亀「横取りした覚えはないけど」

山「ならなんでここにいんだよ」

亀「職場だからだろ」

山「きょうで辞めさせる」

亀「おまえは彼女の保護者かよ」

山「こんなところに置いとくわけにはいかないんだ」

亀「こんなところって、失礼なやつだな」

山「成金趣味な家なんか建てやがって」

亀「成り上がりだからさ」

山「女に貢がせて建てたのかよ」

亀「人聞きわりーな」



山「金が余ってんなら福祉活動にでも貢献しろよ」

亀「チャリティーか」

山「私財に費やすより世間の印象もいい」

亀「オレがひとりでやっても、わざとらしく思われるだけだろ」

山「カトゥーンも更生してまじめにやってるんだなって思ってもらえるよ」

亀「オレらは不良じゃねーよ」

山「ならホストかよ」

亀「オレはもともとまじめな野球少年だったよ」

山「おまえにまじめなんてイメージはねーよ」

亀「爽やかでもなけりゃ、まじめでもねーのかよ」

山「クリーンな印象がないんだよ」

亀「まじめにやってきたのに」

山「派手な腰振りの金髪にーちゃんだったろ」

亀「見た目で損してんだ(笑)」



私「あの」

亀「先に部屋に戻ってて」

私「でも」

亀「電話がかかってくるから、誰かいないと」

私「……」

亀「こいつとはオレが代わりに話するよ」

私「……」

亀「かなり興奮してるみたいだからさ」

私「……はい」



山「何をさせてるんだか知らねーけど」

亀「仕事だよ」

山「あいつは仕事でバリバリやってくタイプじゃない」

亀「専業主婦タイプか?」

山「家で料理作ったりしながら、のんびり子ども育てて生きていくのが似合ってる」

亀「彼女がそう望んだのか」

山「そういうタイプの女だ」

亀「なんでそんなことわかんだよ」

山「自分の女だからな」

亀「だから、だったの間違いだろ」

山「向いてないことを無理してまでさせなくてもいいんだ」

亀「向いてるよ」

山「は?」

亀「仕事。有能なんだ、彼女」

山「なんの仕事だよ」

亀「やればなんでもできるよ」

山「家事でもやらせたのかよ」

亀「おまえみたいな男がいるから、女性の能力が認められないんだよ」

山「なんだと?」

亀「家に縛りつけておきたいだけだろ」

山「縛ってなんかいない」

亀「立派な拘束だよ」

山「自由を奪ってるわけじゃない」

亀「奪ってんだよ」

山「いつオレが」

亀「軟禁だな」

山「不自由なんかさせない」

亀「金と安心を与えて、外に出さないんだもんな」

山「アクティブならいいってもんじゃない」

亀「自由にさせたら、ほかの男と逃げるかもしれないもんな」

山「逃がしたりしない」



亀「そらみろ」

亀「かごの鳥じゃねーかよ」

亀「自分のもとに縛りつけて」

亀「かごから出したくないんだろ」



山「ほかに男なんかいらないだろ」

亀「男は自分だけでいいんだ」

山「そうだ」

亀「同じ穴のムジナだな(笑)」

山「は?」

亀「爽やか好青年も、成り上がりの不良も」

山「おまえと一緒になんか」

亀「されたくない?」



山「とにかく、あいつは連れて帰る」

亀「彼女はうちのスタッフだ」

山「世話になったな」

亀「ずっと面倒見るつもりで買ったんだよ」

山「買っただと?」

亀「能力をね」

山「人をモノか何かみたいに言いやがって」

亀「女性をモノ扱いしてるのは、おまえのほうだ」

山「大事にしてるんだ」

亀「話にならないな」

山「それはこっちの台詞だ」

亀「車、呼んどいた」

山「は?」

亀「きょうのところは、お引き取りを」

山「一緒に連れて帰る」



亀「子どもがいるんだ」

亀「感情にまかせて、おまえと逃避行するわけにはいかないんだよ」

亀「それぐらいはわかんだろ」

亀「いくらキレイごと好きの爽やかくんでも」



山「……また来る」

亀「また連絡するよ」

山「……」

亀「共演するんだ。仕事だからな」






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ジャニーズ大奥〜「中丸くん、亀御殿に来る」
私「あれ?」

中「?」

私「もしかして、中丸さんですか?」

中「え」

私「元カトゥーンの」

中「そうですけど」

私「あ、やっぱりそうだったんだ」

中「どこかでお会いしましたっけ」

私「いえ、私まっすーの知り合いで」

中「増田の?」

私「ええ。まっすーとはお友達同士ですよね」

中「はい」

私「つい親近感を感じてしまって」

中「はあ」

私「すみません。見ず知らずの方に、なれなれしく声かけたりして」

中「いや、いいです。全然」

私「まっすー、元気ですか?」

中「ええ。元気に食ってますよ」

私「じゃあ少し太ったかしら」

中「中年太りでメタボが深刻です」

私「20代で中年太りだなんて(笑)」

中「あいつの場合は、若年性中年太りですから」

私「お若いのに」

中「もともとその兆候はありましたけどね」

私「ジャニーズ辞めると太っちゃうんですよね」

中「テレビに出る機会がなくなりますからね」



私「きょうは、このへんに御用ですか?」

中「ええ。知り合いが住んでるんで」

私「もしかして、亀ちゃんとお約束とか?」

中「亀とも知り合いなんですか?」

私「ええ、まあ」

中「これからあいつんちに行くとこだったんですよ」

私「じゃあ、家までご一緒に」

中「あなたも亀のうちに?」

私「はい」

中「初めてだから、道わからなくて」

私「ご案内します」

中「ちょうどよかった」

私「大きな家なので、すぐにわかりますよ」

中「なんか御殿建てたらしいですね」

私「スゴイお屋敷なんです」

中「使用人が何人もいるような?」

私「今のところは、私ひとりなんですけど」

中「あいつの家の人?」

私「はい」

中「へえ」

私「中丸くんが来てくださるなんて、同窓会みたいですね」

中「あいつに会うの久しぶりだな」

私「そうなんですか」

中「亀は変わってないですか?」

私「さらにパワーアップしてます(笑)」

中「自信過剰が」

私「向かうところ敵なしの自信ですよ」

中「あいつらしいっていうか」

私「謙虚に生きてると思ってらっしゃいました?」

中「人間、そう簡単には変わらないでしょう」

私「古いおつきあいだから、驚きませんよね」

中「カトゥーンはメンバーの個性が強いグループだったんで」

私「いちいちムカついてたら、一緒にはやっていけないんですね」

中「オレぐらいかな」

私「薄いのは?」

中「薄い?」

私「え」

中「最近、ちょっと薄くなってきて」

私「髪の話じゃありませんよ汗

中「気になってたから」

私「サラサラヘアーは短命だと、相場はきまってます」

中「海草食べたりしてるんですけど」

私「メタボよりはいいじゃないですか」

中「健康には影響ないです」

私「そうじゃなくて、個性の話ですってば」

中「やっぱり存在感が薄かったんだ」

私「ほかの人が濃いだけですよ」

中「自信過剰とかヤンキーとか」

私「NEWSにいれば目立つぐらいですよ」

中「ボクの個性が」

私「ヘタレ!」

中「かつてはビビリ中丸と呼ばれてました」



私「バンジージャンプ、大変でしたね」

中「イヤだって言ったのに」

私「あんなにイヤがってるものを、無理に飛ばせなくても」

中「イジメですよね」

私「やれる人がやればいいんですよね」

中「亀とか上田とか」

私「亀ちゃんなら大喜びでやりますよ」

中「自分が目立つんだからね」

私「いっそ亀ちゃんの背中に乗って飛んだらよかったのに」

中「おんぶでバンジー?」

私「羨ましいなラブ

中「亀におんぶされるのがボクなら、ファンのコも応援してくれるだろうし」

私「アイドルが女性をおんぶしたらシャレになりませんよ」

中「おもしろくないから?」

私「ファンをイヤな気持ちにさせる企画はゴミ」

中「けっこうハッキリ言うんだね汗

私「ファンのための冠番組でしょ」

中「ファンしか観ないんだ」

私「ファンでもなければ観る理由もないような番組なんですよ(笑)」

中「それ番組批判?」

私「ファンが楽しい気持ちになれば、それでいいんですよ」

中「公共の電波を使ってファンサービスしたら、ほかの視聴者からクレームがくるんじゃないの?」

私「CMも自社広告と、その関連企業で埋めて」

中「放送枠を買い切るのか」

私「国営放送でやってたんだから、民放でやるぐらいわけないでしょ」

中「ジャニーズ専門番組」

私「本編もCMも全部PR」

中「視聴率は大丈夫かな」

私「数字を取ろうとするとつまらないものになるんですよね」

中「つまらなかったですか?」

私「女性アイドルをゲストに呼んで、スタジオで楽しそうにおしゃべりしてたり」

中「そのタレントのファンと、ボクらのファンの両方が番組を観るから」

私「両方につまんない思いさせて、視聴率だけ取ったって仕方ないじゃないですか」

中「観てるほうは気分悪い?」

私「はい。不愉快です!」

中「ハキハキ答えてくれてありがとう」

私「ジャニーズ同士で仲よくしてください」

中「ラブシーンも男同士でやらなきゃ」

私「ひとりでやってくれてもいいですよ」

中「ひとりラブストーリー」

私「カメラに向かって愛の言葉を」

中「私に言ってくれてる?」

私「素晴らしいカメラワークラブ

中「同じ画面に女性を入れたらダメなのか」

私「常識でしょ(笑)」

中「価値観が多様化してるからね」

私「気分の悪い番組は観ません!」

中「ハキハキ答えてくれてありがとう」

私「我慢してまで観てやる理由なんてないですもん(笑)」

中「言葉づかいは丁寧なのに、強い主張を感じる汗

私「もう遅いけど」

中「事務所が倒産した理由が、今わかった気がする」

私「茶の間ウケのいいことをやろうとすると、失敗するんですよね」

中「万人ウケを狙ったのがマズかったのか」

私「みんなにいい顔しようとすると」

中「ファンがおもしろくない」

私「八方美人は嫌われるって、昔から言うじゃないですか」

中「いつかカトゥーンを復活させて、リベンジしたいな」

私「亀カトゥーンで復活させましょう」

中「中丸カトゥーンじゃないの?」

私「ボイパをメインにしたグループは、少し厳しいかも」

中「腰振りメインなら厳しくないのか」

私「中丸くんのボイスパーカッション、上手ですよ」

中「フォローしてくれてありがとう」

私「亀カトゥーンじゃ、ほかのメンバーは気分悪いかもしれませんけど」

中「赤西カトゥーンでも田中カトゥーンでも気分悪いな」

私「山下カトゥーンよりはいいでしょ」

中「センターをほかのグループから呼んでくるのは、1番イヤだ」

私「カトゥーン再建のために」

中「テコ入れのために」

私「ヤマピーは数字を持ってる男ですから」

中「あいつ出しときゃ視聴率が取れる」

私「茶の間ウケもいいし」

中「今じゃハリウッドスターだし」

私「誰からも好かれるタイプ」

中「誰からも嫌われないタイプ」

私「脱いでも安心」

中「美しい裸を持ってる男」

私「子どもからお年寄りまで」

中「ヤマピーの裸なら、家族で観られます」

私「実際に家族で観ると気まずいですけどね」

中「ご主人と観たんですか?」

私「旦那は眼中になかったから(笑)」

中「なら気まずくないじゃないですか汗汗汗

私「カトゥーンに招けば、きっと快く引き受けてくれると思う」

中「自分が目立つんだからね」

私「気分よくやってくれますよ」

中「主役だから」

私「ヤマピー&カトゥーンで」

中「オレらジャニーズジュニアみたい」

私「あ、でもダメだ」

中「なんで?」

私「ほら、そうすると機嫌悪くなる人もいるから」

中「亀とか」

私「英雄は1人でいいんですって」

中「ヒーローは自分じゃなきゃイヤなんだろ」

私「みんな勝手なんだから(笑)」

中「謙虚なのはオレだけ」

私「謙虚さは美徳です」

中「ありがとう」



私「あ、着きました」

中「ここが亀んちか」

私「趣味悪いでしょ(笑)」

中「門の両側に亀の石造が」

私「神社にある石造の亀バージョンなんです」

中「亀をテーマにした家なのか」

私「至るところに亀の置物が」

中「すげー悪趣味汗

私「自分大好きなお館様なんで」

中「よくそんなヤツの下で働けるね」

私「けっこう相性いいのかも」






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ジャニーズ大奥〜「夢ならオレが見せてやる」
亀「ファンクラブの会員は、順調に増えてる?」

私「うん。新規入会もコンスタンスにあるし、継続も90%以上だよ」

亀「90%?」

私「継続率も高いよね」

亀「ファンクラブの会員のうち、1割は継続しないってことか」

私「今はファンクラブも3グループ合同なわけじゃないから」

亀「オレの単独ファンクラブだからな」

私「事務所は倒産したもんね」

亀「継続しないってことは、ほかに移ったってこと?」

私「退会の理由までは調べてないからハッキリとは言えないけど」

亀「担当替えは当然起こることだからな」

私「その分、新規会員も増えてるし、トータルでは増収だよ」

亀「収支の問題じゃない」

私「え」

亀「継続手続きが済んでない会員のリスト、すぐに出るかな」

私「うん」

亀「印刷して持ってきて」

私「10分でご用意します」

亀「仕事が早いな」

私「会員情報はデータベース化してあるから」

亀「いつの間にやったの?」

私「この2、3日で」

亀「なんでもできんだな」

私「少し待っててね」



私「お待たせしました」

亀「もうリストアップできたのか」

私「どうするの?」

亀「サイン会を開く」

私「サイン会?」

亀「ファンとの集いだ」

私「リストのファンを集めて」

亀「案内状、用意してくれる?」

私「継続のお願いをするの?」

亀「会員を呼んで、生の声を集める」

私「継続しない理由を聞くんだね」

亀「何か不満があるから継続しないんだろ」

私「そうね」

亀「そこを改善すれば、顧客を繋いでおける」

私「うん」

亀「オレに飽きてきたのかもしれないし」

私「あるかも」

亀「触れあいの場を持たないと」

私「ぬくもりが足りなかったのかな」

亀「全員は来ないだろうから、参加するのは1,000人程度としても」

私「特別ご招待のサイン会だもんね」

亀「それぐらいの人数なら、全員と握手できるな」

私「全員と握手は大変じゃない?」

亀「手、握ればいいならラクなもんだ」

私「千人斬りの人は根性が違うよね汗

亀「抱いてやったっていいぐらいだ」

私「倒れる人が出るから」

亀「握手ぐらいにしとくのが無難だろ」

私「あまり人数が多いようならタッチ会にしてもいいかも」

亀「まとめて触るのか」

私「コンサートではお触りOKじゃない」

亀「手、出してもらって」

私「バババババッと触っていけばいいよ」

亀「ファンの考えることは違うな」

私「触れあいが目的なんでしょ」



亀「おみやげも用意しよう」

私「女性が喜びそうなもの、考えておく」

亀「同封物の準備も頼むよ」

私「ファンクラブ継続用の振り込み用紙と、舞台のご案内でいいかな」

亀「『月刊亀』の定期購読も募る」

私「見本誌と申し込み特典、急いで用意するね」

亀「話が早いな」

私「自分もジャニーズのファンクラブに入ってるから」

亀「顧客の目線で考えられるか(笑)」

私「カモだからね」

亀「そこまでわかってるならカモるほうに回れよ」

私「立派なノウハウだよね」

亀「自腹で金払ってきたんだからな」

私「授業料だよ」

亀「いつまで払うの?」

私「生涯学習だもん」

亀「一生をかけて学ぶ気かよ」



私「亀ちゃんだって、人のこと言えないじゃん」

亀「どこが?」

私「アイドルの考えることじゃないよ、それ」

亀「単なるアイドルで終わらない」

私「アーティストだもんね」

亀「超ビジュアル系だぜ」

私「カトゥーンはビジュアル系バンドだったんだ」

亀「ロックバンド以外の何者でもないだろ」

私「腰振りパフォーマンスかと思ってた(笑)」

亀「演奏より振りを重視してたんだ」

私「歌より腰振りを重視して」

亀「目で感じる音楽」

私「子宮に響くよ」

亀「それがオレらのロックスピリッツだ」

私「音楽で食べてる人が、経営者の仕事をしなくても」

亀「音楽で食ってるわけじゃないんだけど」

私「違うの?」

亀「色とビジュアルを売ってんだよ」

私「そこでお金を取ってたんだ」

亀「それがオレの売りものだ」

私「自分のウリをわかってるんだね」

亀「ギターなんかうまくもなんともない」

私「歌もだよね」

亀「騙すも仕事のうちだ」

私「こっちもわかってて騙されてるんだから」

亀「お互いさまだ」

私「バレバレだもんね」

亀「夢を売る仕事って言うんだろ」

私「いつも楽しませてもらってます!」



亀「夢ならオレが見せてやる」



私「……」



亀「夢なんて、金を払えば買えるんだ」






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ジャニーズ大奥〜「テゴシ夢枕に立つ」
う……ん……

誰?

誰かそこにいるの?






手「久しぶりだね」

私「……テゴシ?」

手「死んで以来だから」

私「本物?」

手「なわけないじゃん」

私「死んだんだもんね」

手「幽霊だよ」

私「え」

手「本物の幽霊」

私「迎えに来てくれたんだ」

手「そんなわけないだろ」

私「一緒に連れて行くんじゃないの?」

手「子どもがいるんだから」

私「親がふたりいっぺんに死んじゃったら」

手「子どもたちだけが残されることになる」



私「天国にはひとりで行けたの?」

手「オレ子どもじゃないからさ」

私「周りのみなさんに失礼なこと言ってない?」

手「向こうでも生意気だって言われてるよ(笑)」

私「ああ、またフォローに回らなきゃ」

手「生きてた時は、あなたがオレの言動をフォローしてくれてたから」

私「私のフォローがなきゃ、うちは地域社会で生きていけないよ」

手「オレが上から目線な態度で」

私「人を不愉快にさせてるんだからね」

手「悪気はないんだ」

私「知ってるよ」



手「楽しかったね」

私「うん」

手「リフティング、できるようなった?」

私「ならないよ」

手「練習しなきゃ」

私「なら戻ってきて教えてよ」

手「ごめんね」

私「あんた父親でしょ」

手「うん。頼りない父親だったけど」

私「あんたが死んだから、私ひとりになっちゃったじゃない」

手「悪いと思ってる」

私「さみしいよ〜」

手「そうだよね」

私「またみんなで暮らそうよ」

手「オレのこと好きだったのか」

私「あたりまえじゃない、結婚したんだから」

手「オレら仲よしだったもんね」



私「早く帰ってきてよ」

私「安月給でもいい」

私「みんなで寄り添って生きていけば」

私「幸せに暮らせるもん」



手「オレはいい奥さんもらって幸せだな」

私「そうだよ」

手「即死したから言えなかったけど」

私「何か言い残すことも聞けなかったよ」

手「好きだよ」

私「死んでから言ったって遅いよっ」

手「そうだよね」

私「帰ってきてよ〜ポロリ



手「オレはもう帰れないからさ」

私「うっうっポロリ

手「これからオレの言うこと、よく聞いて」

私「ポロリ



手「亀梨くんとは、寝ちゃダメだよ」

私「なによ、ヤキモチ?」

手「うん、そう(笑)」

私「ならあんたが帰ってきてくれなきゃ」

手「それができなくなっちゃったからさ」

私「うっうっポロリ



手「誘われても、理由つけて断り続けるんだよ」

手「あなた、いい女だから」

手「誰とでも幸せになれるよ」

手「もうすぐ王子様が迎えに来て」

手「この城から連れ出してくれるから」

手「それまで、さみしくても我慢して」

手「パンドラの箱は、開けちゃいけないんだ」

手「運命が変わっちゃうからね」



私「開けるとおばあさんになっちゃうんだもんね」

手「それは玉手箱だろ」

私「亀ちゃんは、おばあさんになってもここにいていいって言ってくれたもん」

手「ここは、あなたがいるべき場所じゃない」

私「王国を作るの」

手「男は亀梨くんしかいない国を」

私「歳とってるし、子どもも2人産んだし、これからは亀王国で余生を送ることにしたの」

手「まだ女性の平均寿命まで40年以上あるぞ」

私「誰も私のことを必要としてないもん」

手「気づいてないだけだよ」

私「亀ちゃんの役に立って、一緒にいい国を作る」

手「亀梨くんは、そんなに魅力があるのか」

私「あんただって知ってるでしょ」

手「舞台で共演させてもらったこともあるしね」

私「王様の器だよ」

手「弱肉強食の世界で成り上がってきたんだもんね」

私「亀ちゃんのそばにいれば、私も子どもも安心して生きていけるもん」

手「強い男は甲斐性があるんだな」

私「食べるものにも困らずに」



手「いい? もう少しだけ、さみしくても我慢して」

手「いつも見てるからね」

手「あなたたちのこと」

手「子どもを頼むよ」

手「立派に育てて」



私「行かないでよ〜ポロリ

手「また逢いに来るよ」

私「行っちゃヤだ」

手「夢の中で逢おうね」

私「え〜んポロリ

手「よしよし」

私「幽霊じゃ、頭なでられてる気がしないよ」

手「手も消えてるしね」

私「全然、ロマンチックじゃない」



手「……そのほうがいいんだ」



手「オレは死んだんだから」






手「忘れていいんだよ」










ハッ。



……夢?

今、テゴシが。

またひとりで行っちゃったの?

ひどいよっ。

父親のくせに。

生き返って子育て手伝いなさいよっ。

年子なんだからね。

手がかかって大変なんだよ。



え〜んポロリ



続く



(この話はフィクションでございます)



幽霊になって“私”に逢いに来たテゴシ。
ロマンチックじゃなくても、愛だよね。。。


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ジャニーズ大奥〜「まっすー、亀御殿に来る」
テゴシが夢に現れた翌朝、

泣きはらした目を隠すために

だてメガネをかけて出勤した。



亀ちゃんは少し私を見て、

「目、悪かったのか」と言った。



「普段はコンタクトなの」

嘘をついた。

両目1.5なのに。



きょうから近眼だ。










亀「応接室にお客さんが来てるから」

私「うん」

亀「お茶、お出しして」

私「はい。ただいま」

亀「きっと驚くよ」

私「???」



コンコン♪

私「失礼します」

増「あ……」

私「まっ……すー?」

増「あー、やっぱりそうだ」

私「きゃーっ、本当にまっすー?」

増「うん。久しぶりだね」

私「わー、びっくりした〜」

増「似てるな、と思ったんだ」

私「こんなところで逢えるなんて」

増「驚いたな」

私「うわ〜ん、まっすーだ」

増「あははは。くすぐったいよ」

私「けっこう太ったよね」

増「うん。ジャニーズ辞めたら食べちゃって」

私「メタボ大丈夫?」

増「なんで知ってるの?」

私「この間、中丸くんが見えたから」

増「中丸に聞いたのか」






亀「感動の再会はすんだ?」

私「あ……」

亀「増田とは久しぶりだろ」

私「……うん」



亀「オレさ、ちょっと出てくるから」

亀「戻るのは夜中か、もしかしたら今夜は帰れないかもしれない」



私「わかりました」

亀「一緒にメシでも食ってきなよ」

私「うん」

亀「ゆっくりしてって」

増「はい」






私「亀ちゃん」

亀「何か?」

私「ごめんなさい、あの」

亀「は?」

私「このうちで、まっすーに抱きついたりして」



亀「……ぷっ」

私「あ、あの」

亀「増田にヤキモチ妬けっていうの?」

私「そうじゃないけど、イヤな気持ちになったかなって」



亀「あいつとなら、いくらでもハグハグしていいよ」

亀「ぬくぬくしてて気持ちよさそうだもんな」

亀「子どもがクマの着ぐるみに抱きつきたくなるのと同じだろ?」

亀「なんだかオレまでいいことしたような気分になったよ」

亀「喜んでもらえて」



私「そんな……」



亀「NEWSのメンバーとなら、いっくらでも抱き合ってくれていい」

亀「無害な連中だから」

亀「悪い虫どころか益虫だよ」

亀「クモと同じように、害虫を食べてくれる」

亀「むしろ役に立つぐらいだ」

亀「殺す気にもならねー」

亀「草食って生きてるような男じゃ、ムラッともこないよな」

亀「気持ちよすぎてグーグー寝ないように気をつけなきゃ(笑)」



私「……」



亀「なんなら泊まってってもらえば?」

亀「積もる話もあるだろ」

亀「女同士のおしゃべりはストレス発散になるらしいから」

亀「夜更かししてお話ししたら?」



私「まっすーは男の人だもん」

亀「ヤマピーもテゴシも男だったよな(笑)」

私「部屋に泊めたりなんて」



亀「ヤマピーはぬくぬくで、増田はぬっくぬくか?」

亀「よっぽどぬくいヤツが好きなんだな」

亀「もしかして冷え性?」

亀「この人なら、冷えた手足を温めてくれそうラブ(笑)」

亀「よくテゴシと結婚できたよな」

亀「あいつらとじゃ、動物や女と抱き合ってるようなもんだろ」



私「それは言いすぎだよっ」






亀「キスする?」



私「えっ」



亀「どうせ抱きつくなら男に抱きつけよ」

亀「オレにも抱きついてみれば?」

亀「オレはぬくぬくじゃないけど」

亀「あいつらとの違いがよくわかる」

亀「硬いから、全部」

亀「壁1枚隔てたところに知り合いがいると思うと燃えるだろ」



私「……」

亀「着ぐるみでも、使い方によっては刺激になるか(笑)」

私「……」



亀「顔あげなきゃ」

亀「下向いてたらできないよ」



……。



……。



……。



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