ジャニヲタです!
ちょっぴりエッチな妄想ラブストーリーを連載中♪
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[妄想おとぎ話]王子様と私〜不自然な王子様
P王国にやってきた奪取王国のTOMOYA様(32)。

顔の似ている者同士、早くもP王子様と対立しています。

前回のお話はコチラ



P王国の村娘の“私”(18)。

みんなで飼っているパンダの散歩に、P王子様のお城にやって来ました。



私「王子様、おはようございます」

山「おはよう」

私「けさもいいお天気ですね」

山「そうだね」

私「きょうはJINのお散歩係、私がお当番なんです」

山「うん。歩かせないと太るから、いっぱい歩かせてくれる?」

私「はい。JIN〜、お散歩行くよ〜」

仁「あー、ねみー」

私「また夜ふかししてたんでしょ」

仁「うーん、まあ」

私「早く寝ないと、朝起きられないよ」

仁「きょう散歩やめない?」

私「ダメだよ、JINはすぐ太るんだから」

山「痩せないと種馬にできない」

仁「なんで痩せないとダメなのかな」

山「誰だって太ってるヤツとは寝たくないだろ」

仁「そんなことないだろ」

山「オレが女なら、腹たるんでるパンダとなんか寝たくねーよ」

仁「本当にこの国は、太ってる美形に厳しいよな」

山「ちんたら歩ってもカロリー消費しないから走れよ」

仁「朝からジョギングするような趣味はないのに」

私「JIN、ボール持って河原に行こう」

仁「えーっ、またボール拾いやんのかよ」

山「いいじゃないか、犬と一緒にやれ」

私「王子様、ワンちゃんも一緒に連れていってもいいですか?」

山「うん、ペットのヒメちゃんもお散歩させてやって」

私「はい」



山「あ、そうだ」

私「?」

山「きのうは、イヤな思いさせて悪かったね」

私「なんのことですか?」

山「TOMOYAさんの案内係なんかやらせて」

私「あ〜、そのことですか」

山「失礼なこと言われたんじゃない?」

私「はいっ、サイテーでした(笑)」

山「やっぱり」

私「粗野ってああいう方のことを言うんですね」

山「悪い人じゃないんだよ」

私「はい」

山「もうこの国にくることはないと思うからさ」

私「TOMOYAさんなら、今うちで朝ごはん食べてますよ」

山「えっ」

私「ゆうべはうちに泊まったので」

山「なんで君んちに?」

私「泊めてくれって、うちにいらしたんです」

山「自分の国に帰ったんじゃなかったのかよ」

私「きのう帰りに家まで送っていただいたので」

山「君んちを知ってたからか」



私「もうお母さん、はりきっちゃって」

私「朝からラーメンとカレーとチャーハンと餃子とプリン作ってますよ」



山「なんでプリン?」

私「デザートです」

山「あの人プリン食うのかな」

私「お好きみたいです」

山「面倒かけちゃってゴメンね」

私「とんでもありません」

山「まさか君んちに泊まってたなんて」

私「いびきがうるさくて、けさは私も寝不足です(笑)」

山「ガーガーうるさかったか」

私「変なにおいするし」

山「加齢臭かな」

私「いまだかつてかいだことのないようなにおいです」

山「男臭いから、いるだけで迷惑かけてるな」

私「家の中でオナラされました」

山「いろいろ迷惑かけちゃったね」

私「しばらくうちに泊まっていくそうです」

山「ええっ」



私「ゆうべはギター弾いて歌ってくれたんですよ」

私「私の知らない歌だったんですけど」

私「お母さんは聴いたことあるらしくて」

私「感動して泣いてました」



山「どんな歌だった?」

私「えーっと、なんか曲の途中でつぶやくんです」

山「なんて?」

私「あわなきす」

山「あわなきす?」

私「はいっ、確かそう言ってました」

山「なんの泡だろう」

仁「もしかして“I wanna kiss”じゃね?」

山「I wanna kiss」

仁「あわなきす」

私「あっ、そんな言い方でした」

山「キスしたい、か」

仁「それで感動して泣いてんのかよ」

山「きっと伏し目がちに視線はずしてみせたりしたんだよ」

仁「目線はつけないのか」

山「あえてはずすのもテクなんだ」

仁「基本を踏襲したうえでの高等技術だな」

山「音楽やってるやつは、客を感動させる演出を心得てるからな」



私「お母さん嬉しかったみたいで」

私「P王子様が人間になって地上に降りてきてくれた」

私「って泣いてました」



仁「おまえとTOMOYAさん、顔が似てるからな」

山「あんのじじいっ!」

仁「Pやめろ、国民の前だぞ」

私「???」

山「もう君んちには行かないように、TOMOYAさんにはオレからよく言っておくから」

私「うちは全然かまいませんよ」

山「そういうわけにはいかない」

私「お母さん喜んでるし」

山「とりあえず、JINと朝の散歩に行っておいで」

私「はいっ。行こっ、JIN」

仁「あー、たりー」

私「JIN、走るよっ」

仁「走りたくねー」



山「……根性なしめ」

山「あんなんで種馬がやれんのかね」

山「きっと今まで、かわいいコと自分のしたい時にしかしてきてねーだろうな」

山「同じ馬なら亀のほうがまだ……」

山「あいつなら、自分のメンツのために根性ふりしぼってやりきるだろうし」



智「根性なんて言ってるようじゃ、そいつも種馬には向いてないな」

山「誰かいるのか?」

智「よお」

山「てめー、まだいたのかよ」

智「ここ、いい国だな、メシもうまいし」

山「女の家に勝手に入りこみやがって」

智「おまえの国、女ばっかだろ」

山「泊めてもらったうえに朝メシまで」

智「朝からごちそうだったよ」

山「まさか人の国の女に手ぇ出したりしてないだろうな」

智「自分の女みたいに言うなよ」

山「オレの国の女なんだから、自分の女にきまってんだろ」

智「なんて所有欲の強い王子なんだ」

山「うちの国民は、みんなオレを慕ってここに移住してきたんだ」

智「みんなおまえのことが好きなんだっけ」

山「人の国で勝手なことすんなよ」

智「おかしなことにはなってないよ」

山「あたりまえだ」

智「誘ったんだけど」

山「口説いたのかよっ」

智「まあね」

山「どっちを?」

智「お母さんのほう」

山「このヤロ〜」

智「でも断られた」

山「当然だろう」

智「いいです、大丈夫ですって」

山「悪いですから、みたいな?」

智「ホント変わった国だよな」

山「異常な国のヤツらとは違うんだよ」

智「おまえ自分を基準にものごとを考えるなよ」

山「人間、持ち慣れない金を持つと、どっかおかしくなるんだな」

智「オレの国は、好景気を経験してるからな」

山「金払って女と遊ぶとか頭おかしいんじゃねーの」

智「女と遊ぶ時は金払わないと」

山「なんでだよ」

智「タダでいやらしいこと言ったらセクハラだからな」

山「金払えばいいのかよっ」

智「キャバクラやランパブにはバカになりに行くんだよ」

山「なんだそのキャバなんとかってのは」

智「キャバい女給が接客する飲食店だ」

山「テーブルサービス付きのレストランか」

智「ランパブは、女給が薄着なんだ」

山「夏服か」

智「レベル的には水着だな」



山「下ネタなんか、うちの国で絶対に言うなよな」

智「この国は、終日禁下ネタなの?」

山「下品なこと言うと嫌われんだよ」

智「サイテーって言われたよ(笑)」

山「だからサイテーでしたって言ってたのか」

智「たいしたことは言ってないんだけど」

山「うちの国民になに言ったんだよ」



智「胸毛とか生えてる?って聞くから」

智「腹にもケツにも生えてるって答えただけだよ」



山「なんで本当のことなんか言ってんだよっ」

智「正直に答えただけだろ」

山「びっくりするだろっ」

智「どうしてびっくりするのかな」

山「うちの国は男が少ないんだ」

智「そうだったな」

山「若い娘は、男は腹に毛なんか生えてないと思ってる」

智「なんで?」

山「未処理の写真は本に載せられない」

智「剃ってから写真撮ってんのか」

山「ヘアヌードは出版できないんだ」

智「腹の毛もヘアに入るんだ」

山「続いてるんだからな」

智「規制の厳しい国だな」

山「未処理の腹なんか、絶対に出さないでくれ」

智「腹の出ない長めのTシャツ着るよ」

山「腹の毛なんか出して道歩いたら公然わいせつだ」

智「ワキは出してもいいの?」

山「ノースリーブはOKだけど、節度を持って着用してくれ」

智「節度って何?」

山「女性が驚かない程度にみだしなみを整えてくれ」

智「短くカットしろって?」

山「不快感を与えないように気をつけてほしい」

智「自然のままでいると不快感を与えるのか」

山「うちの国の女性たちは、暑苦しい男に慣れてないんだ」

智「暑苦しい男はいないのか」

山「オレを参考にしてくれ」

智「おまえみたいに涼しい男に整えられてんだな」

山「眉も濃いと怖がられるから調整しろよ」

智「おまえの眉毛、なんで茶色なの?」

山「髪の色と合わせてるから」

智「本当の色は茶じゃないんだ」

山「地毛は黒だよ」

智「不自然な顔だな」

山「自然なままのほうがよっぽど不自然だ」



智「しばらくここにいることにしたよ」

山「帰れっつってんだよっ」

智「チケットはOne way」

山「なんだよそれ」

智「男はいつでも片道切符だ」

山「バイクで来てんだろっ」

智「今度セッションしようぜ」

山「オレは楽器はやらない」

智「オレがギター弾くよ」

山「おっさんギターうまいの?」

智「バンドではギター&ボーカルだ」

山「ふうん」

智「音楽に国境はない」

山「……コードぐらいは押さえられるように練習しとかないと」

智「教えてやろうか」

山「弾いてるように見えればいいんだよ」

智「なんで?」

山「歌うのと弾くのは同時にできない」

智「だからオレが弾いてやるって言ってんのに」

山「観客から見えない位置で弾いてくれ」

智「ギタリストはおまえの黒子なのか?」

山「弾き語りなんだからな」

智「自分が弾いてることにするのか」

山「楽器は小道具だからな」

智「ステッキ回すようにギターもぐるぐる回してみせたり?」

山「オレはダンサーだ」

智「ダンサーは演奏しないんだ」

山「オレの国では常識だ」

智「どこまでも不自然な国だな」



続く



(この話はフィクションでございます。なお、王子様にはモデルが存在します)



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るんるんこの話の第1話:思想犯

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